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Dynamic Pricing

需要に合わせて、価格が動き続ける

自施設の予約状況とエリアの需要から、部屋タイプ・宿泊日・人数ごとの価格を算出し、サイトコントローラー経由で販売チャネルへ送ります。365 日先まで、15 分に 1 回。人が見るのは「なぜその価格か」だけです。

対象期間
365日先まで
価格の刻み
100円単位
更新
15分に 1 回
単位
部屋タイプ × 宿泊日 × 人数

何をするか

入力から出力まで、3 つの段でできています。

01

需要を読む

自施設の本日以降の予約状況——どの宿泊日がどれだけ埋まり、どんな速さで埋まっているか——を 15 分に 1 回、エリアの需要を毎日読みます。エリアの需要は、全国 24,073 施設が市場に出していた価格と在庫から推計しているものです。

入力:予約状況 / エリアの需要 / 曜日・祝日
02

価格を出す

部屋タイプ・宿泊日・人数ごとに、RevPAR を最大にする価格を 100 円単位で算出します。設定した最低・最高価格の内側に収めるので、想定の外の価格は出ません。

出力:部屋タイプ × 宿泊日 × 人数の価格、365 日分
03

送る

サイトコントローラー経由で各販売チャネルへ送ります。人が行うのは設定と確認で、価格の入力ではありません。

配信:サイトコントローラー → 各販売チャネル

画面

30 日分の価格が 1 画面に並びます。行は部屋タイプと人数、列は宿泊日、上段はその日の販売状況。セルを選ぶと、右にその価格の根拠が出ます。

ダイナミックプライシングのスケジュール画面。部屋タイプと人数ごとの行に 30 日分の価格が並び、選んだセルの根拠が右のパネルに表示されている
稼働中の画面(施設名は伏せています)

AI の頭の中をのぞく

価格は 1 つの数字ではなく、積み上げで示します。 普段この部屋にゲストが適正と感じている価格起点に、この日にホテルを探している人の普段よりどれだけ多いか、 予約ペース普段よりどれだけ早いかで、いくら上げ下げしたかを分けて出します。

  1. ゲストから見た適正価格
  2. +ホテルを探している人の
  3. +予約ペース
  4. =AIおすすめ価格

「予約ペースが普段より早いので、価格を 1,000 円上げています」——画面はこの形の文で理由を書きます。第三者に説明できる価格であることが、現場で価格が受け入れられる条件だと考えています。

その下では、同じ宿泊日を市場の側から確かめられます。

予約ペース予約単価エリアの需要価格ポジション

予約ペースは、この宿泊日の埋まり方を普段の入り方と重ねたもの。価格ポジションは、この日の価格が市場の安い側から高い側のどこにあるかと、自施設が普段いる位置です。

根拠パネル。ゲストから見た適正価格、ホテルを探している人の数、予約ペースの順に金額が積み上がり、AIおすすめ価格に至る。下に価格ポジションの目盛り
根拠パネル(価格ポジションのタブ)

AI の価格を、施設がコントロールする

AIおすすめ価格はそのまま出るのではなく、施設の設定を通ってから送られます。設定は 3 種類で、期間・曜日・部屋タイプを指定できます。

最低価格・最高価格

この幅の外には出さない、という上限と下限。施設全体の既定値と、期間ごとの指定の両方を持てます。

割増・割引(%)

AIおすすめ価格に対して、期間や曜日を指定して % で上乗せ、または値引き。連休の前後や、自社サイト限定の施策に。

固定価格

この期間のこの部屋タイプはこの価格、と固定する。団体の受け入れや、動かしたくない日に。

画面では、AIおすすめ価格と、設定を適用したあとの価格を分けて表示します。設定で価格が変わったセルは、そのことが分かるように出ます。

市場はどれだけ価格を動かしているか

同じ市場にいる施設が、高い日の価格を普段の何倍にしているか。直近 90 日の宿泊日について、施設ごとに「高い日の価格 ÷ 普段よく出す価格」を取り、施設をまたいで並べました。

下位 10%
1.05
高い日でも、普段の 1.05 倍まで
中央値
1.30
真ん中の施設で、高い日は普段の 1.30 倍
上位 10%
1.78
高い日には、普段の 1.78 倍を付ける

同じ市場に、高い日でも普段の 1.05 倍しか付けない宿と、1.78 倍を付ける宿がいます。 需要が強い日にいくらまで付けられるかは、施設によってこれだけ違います。ダイナミックプライシングが埋めるのは、この差です。

導入までの流れ

最初の段はデモです。契約の前に、自施設で AIおすすめ価格がどう付くかを見てから決められます。

  1. 自施設の画面を見る

    導入した場合に AIおすすめ価格がどう付くかを、自施設の画面でデモします。システムの接続も、データの提供も要りません。

  2. お申し込み

    部屋タイプの対応表と、最低・最高価格の初期値を一緒に決めます。

  3. 接続

    サイトコントローラーを接続します。まず送信せずに予約状況を読む期間を置き、価格の動きを確かめてから送信に切り替えます。

  4. 稼働

    15 分に 1 回、予約状況を読んで価格を出し直し、変わった分だけ送ります。施設が行うのは、設定の見直しと画面の確認です。

ホテルのダイナミックプライシングについて

ホテルのダイナミックプライシングとは
宿泊日ごとの需要に合わせて客室の価格を変える値付けのことです。固定の料金表では、埋まる日は安く売りすぎ、埋まらない日は高いまま売れ残ります。需要の強い日は高く、弱い日は届く価格に、と宿泊日ごとに価格を置き直すことで、同じ客室数から得られる売上(RevPAR)を大きくします。航空券で先に広まり、いまはホテルのレベニューマネジメントの中心にある手法です。
仕組み——何を見て、何を出すのか
見るのは 2 つです。自施設の本日以降の予約状況(どの宿泊日がどれだけ埋まり、どんな速さで埋まっているか)と、エリアの需要(同じエリアの施設が市場に出していた価格と在庫から毎日推計した強さ)。そこから部屋タイプ・宿泊日・人数ごとの価格を算出し、設定した最低・最高価格の内側に収めてサイトコントローラーへ送ります。人が行うのは設定と確認で、価格の入力ではありません。
メリットとデメリット
メリットは 3 つ。埋まる日の取りこぼしが減ること、365 日分の価格を手で更新する作業が無くなること、そして「なぜその価格か」が画面に残ること。デメリットは、理由の分からない価格を現場が受け入れにくいことと、極端な価格が出たときの損失です。前者は根拠の表示で、後者は最低・最高価格と割増・割引の設定で扱います。AI の価格をそのまま使うか、幅を狭めて使うかは施設が決められます。
導入に何が要りますか
サイトコントローラーと、部屋タイプの対応表です。PMS の入れ替えは要りません。お申し込みの前に、導入した場合に AIおすすめ価格がどう付くかを自施設の画面でデモしますので、接続の作業なしに先に確かめられます。
小規模の施設でも使えますか
部屋タイプが 1 つでも使えます。宿泊日ごとの価格を置き直す効果は、客室数ではなく、日によって需要がどれだけ違うかで決まります。

料金

要相談 施設規模・部屋数に応じて個別にお見積り

対象エリアと施設の規模、部屋タイプの数をうかがったうえで、自施設の画面と一緒にお見積りをお送りします。ほかのプロダクトとの組み合わせと参考価格は料金・お問い合わせあります。

まず、自施設の画面を見てみませんか

施設名をお知らせいただければ、導入した場合に AIおすすめ価格がどう付くかを自施設の画面でデモします。システムの接続も、データの提供も要りません。