3 つは 1 つの式でつながっている
RevPAR(販売可能客室 1 室あたりの売上)は、ADR(売れた部屋の平均単価)と OCC(客室稼働率)を掛けたものです。別々の指標ではなく、同じ結果を 3 つの角度から見たものです。
RevPAR = ADR × OCC
全国の直近 90 日で当てはめると、 ¥15,364 × 70.6% = ¥10,849 です。掛け算なので、片方を上げてももう片方が同じだけ下がれば RevPAR は動きません。 値上げが増収になったのか、単に売れる部屋が減っただけなのかは、 ADR と OCC を並べて初めて分かります。
同じ RevPAR でも、中身は逆のことがある
次の 2 軒は RevPAR が同じですが、たどり着き方が正反対です。 RevPAR だけを見ていると、この 2 軒は区別できません。
| 施設 | ADR | OCC | RevPAR |
| A(単価で稼ぐ) | ¥20,000 | 50.0% | ¥10,000 |
| B(稼働で稼ぐ) | ¥12,500 | 80.0% | ¥10,000 |
打ち手は逆になります。A は空室が半分あるので埋める余地、 B はほぼ満室なので上げる余地。同じ数字を見て反対のことをすべき 2 軒に、同じ助言はできません。
どの順で見るか
- まず RevPAR。単価と稼働のどちらに寄せたかに関係なく、収益として増えたかどうかが 1 つの数字で出ます。
- 次に ADR と OCC のどちらが動いたか。RevPAR が横ばいでも、中で入れ替わっていることがあります。
- 最後にエリアの相場と比べる。自施設だけを見ていると、市場全体が動いたのか自施設が動いたのかが分かりません。ここが下の計算機の役割です。
それぞれの指標
計算式・目安・よくある誤読は指標ごとのページにあります。どのページにも計算機が付いていて、入力した値をそのエリアの実測相場と並べて返します。
比較に使うのは全国 24,365 施設を 678 エリアに集計した直近 90 日で、全国の中央値は ADR ¥15,364・OCC 70.6%・RevPAR ¥10,849 でした。
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