何を測っている指標か
ADR は「売れた 1 室がいくらだったか」です。分母は販売した客室数なので、空室は計算に入りません。値付けが効いているかどうかを最も直接に映す指標です。
分子に何を含めるかで値が動きます。朝食やサービス料を客室売上に含めるかは館ごとに違うので、他館と比べるときは定義を揃えてください。
稼働率とセットで見る理由
ADR だけを追うと、単価の高い日にわずかしか売れていない状態を「好調」と読み違えます。稼働率と掛けた RevPAR まで見て初めて、収益として増えたのかが分かります。
逆に稼働率だけを追うと、埋めるために値を下げ続けることになります。2 つを同時に見る癖をつけるための入口が ADR です。
エリア相場との比べ方
同じ市内でも、駅前と郊外では ADR が倍近く違うことがあります。都道府県平均ではなく、実際に競合している範囲の相場と比べてください。
このサイトでは全国 678 の小エリアについて、直近 90 日の推定 ADR を公開しています。下の計算機で出た数字を、同じ期間のそのエリアの相場と並べて確認できます。
よくある質問
ADR の計算式を教えてください。
客室売上 ÷ 販売客室数です。分母は販売した客室数で、空室は含みません。
ADR と平均客室単価は同じ意味ですか?
同じです。ADR は Average Daily Rate の略で、日本語では平均客室単価と訳されます。
ADR が上がっているのに売上が伸びないのはなぜですか?
稼働率が同時に下がっている可能性があります。ADR × 稼働率 = RevPAR で見ると、収益として増えたかどうかが分かります。
では、相場のどこにいたのか
上で出た数値がエリアの相場に対して高いか低いかは分かりました。エリア・間取り・宿泊日を選ぶと、その日の相場価格を価格帯で確かめられます。登録は不要です。